2014年9月8日月曜日

#ScalaMatsuri に参加してきた


日本最大級のScalaのカンファレンス、ScalaMatsuri に参加してきました。
去年のScalaConferenceの模様はこちら

スポンサーでもあるドワンゴさんのご好意により、各セッションの模様はニコ生のアーカイブでご覧いただけます。

去年に引き続き、今年も所属会社であるフリューがスポンサーとなっていて、会場では弊社のノベルティも配られていました。


■今年は一歩引いて参加してみた
今年は、自分なりに意図があり、あえて一歩引いた立ち位置で参加していました。
フリューに入社してScalaを扱うようになり、去年のScalaConferenceではスポンサーセッションに登壇する、というチャンスをもらいました。そのおかげで、僕もそれなりにScalaコミュニティの中でいろいろな人に名前を覚えてもらい、今年のScalaMatsuriでもコミュニティの中心で活躍されている様々な人と交流することができました。

今年もフリューがスポンサーになるということで、今年は、去年の自分が活かすことができたこの機会を、若手のエンジニアに譲り、彼らをフォローする立場として参加しようと思いました。

去年のScalaConferenceで当時まだフリューにいらした@mumoshuさんと参加した時は、僕自身がまだ不慣れであったり、参加者に知人がそれほどいなかったことなどもあり、懇親会などで少し自分が孤立してしまう場面もあったので、今年は僕がコミュニティとの間を取り持って、今回参加してくれた自社のエンジニアに楽しんでもらおうと思いました。

僕のこういった心配は実は完全に杞憂で、@kuchitamaさんは当初からボランティアスタッフとしてイベントの運営に携わっていたし、@osunuさんはスポンサーLTで実に堂々したプレゼンを披露していました。

おそらく今回の参加で、彼らもScalaコミュニティの多くの人に名前を覚えてもらっただろうと思います。

■去年との違い
去年のScalaConferenceの熱気も凄かったですが、今年もまた去年と少し空気は異なりつつもものすごい盛り上がりを見せていました。

去年は、Scalaをこれまで支えてきたコアな人達が中心となって盛り上がっていた印象でしたが、今年はさらにオープンに開かれていた印象でした。

Scalaを実際に扱っている、という企業も去年から飛躍的に増えており、わずか1年ですごいことになったなー、という気持ちです。

■小田好先生
自分が普段仕事で使っているプログラム言語の、言語設計者に実際に会う事ができるプログラマというのは、世界でもそう多くは無いはずです。

今回のイベントにMartin Odersky先生が来てくださったことで、僕はそういう幸運なプログラマの1人になることができました。


この写真は一生の思い出です。著書にサインもいただきました。


あと、「今年は一歩引いて参加する」と言っておきながら結局我慢できなくて、LTに登壇していましたw



来年も同様のカンファレンスがあるとするなら、また今回とは違った立場で参加することになるでしょうから、次回はコミュニティに対してきちんと貢献できるような参加の仕方をしたいな、と思っています。

今年のこの時期に、チームの仲間とこうしてイベントに参加できたことは、自分にとってものすごく大きな意味のある体験でした。

このような機会を与えてくださったスタッフの皆さんには感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございました。