2013年最初のhoge駆動イベントの募集がはじまりました。
ステーキ駆動 - なるほど!ザ・春の再演スペシャル! あのステキな発表をもう一度
今回は少しいつもと趣向が違って「再演スペシャル」です。基本的にこのイベントで登壇者が発表する内容は、以前にどこかの勉強会でやった再演に限定する、というルール。
つまり、みんなの自信作、鉄板ネタが持ち寄られるはずだから、全発表バカウケ間違いなし、まさに、スベらない勉強会!!
というのはまぁ、半分冗談なんですが、なぜ僕が今回再演イベント面白そうだなーと思ったのか、その理由をちょっと書こうと思います。
コミュニティ活動に熱心なITエンジニアはいろんなところで発表機会があります。しかし、たいていはどれも一発勝負です。まれに、懇親会で飛び込みLT大会なんかがはじまって過去のLTネタを引っ張りだしてやったりする場合はありますが、やはりそれもレアケース。
一発勝負というのは少しもったいないなーと思うのです。
僕は、去年1年間と、今年のScalaカンファレンスとで、『乙女ゲームを支える技術』という発表をあちこちの勉強会で披露しました。勉強会によって枠の時間が違ったり、play勉強会とscala勉強会では内容の比重をそれぞれ向けに少し倒したりとアレンジは毎回変えていますが、たぶん6, 7回くらい、同内容の発表をしました。
毎回新作を作ることもできますが、僕は意図的に去年1年かけて、同じ発表をし続けました。毎回、顔をあわせるような勉強会の常連さんからは、「もうそろそろ、だいくしーさんの新作見たいです」と言われたりもしましたし、そう言ってくださる方には申し訳ないのですが、これは自分なりのチャレンジだったのです。
去年一年間は、新しい会社に入社した直後だし、せっかくScalaとかplayとか、面白い技術を使って、乙女ゲームという面白いサービスを作っているのだから、それのブランディングをしたいと考えました。
ひとつの勉強会に50人が集まるとして、一発勝負だと僕の発表が届くのは50人です。それを5回続けると、250人にまで拡がります。もちろん、聞いてくださる人には重複している人もいらっしゃるでしょうから、単純に250人ではないでしょうが。しかし、発表者としては同じ発表の繰り返しであっても、それを聞くほとんどの人にとっては「最初で最後の1回」なわけです。その意識を持ち続けて同じ発表を繰り返すことも、なかなかしんどいチャレンジでした。
発表者的にも再演はいろいろなメリットがあります。同じ発表でも、その時々で、ウケるポイントとか、反応が全然違ったりします。
同じ発表を、それぞれ異なる雰囲気の勉強会で、クオリティのブレなく繰り返すというのは、物凄く難しいことで、この1年で場の空気を読みながら発表の間の取り方とか、話し方を変える、というスキルを身に付けることができました。
僕自身が「再演」でいろんな得がたい経験をしたので、みんなもプレゼン力を鍛えるためにやってみるといいよ、と思って企画した「再演スペシャル」。ぜひチャレンジしてみてください!!
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