Excel方眼紙ドキュメントには、それ自身よりもやっかいな問題があります。
それはレビューです。
Excel方眼紙はその特性上、レビューにおいては、その設計内容よりも罫線のズレだとか、印刷がはみ出るとか、本質とまったく関係ないクソみたいな指摘に終始する傾向があります。
Excel方眼紙には、制作時点で気にかけておかないといけないことが山のようにあり、これらを怠ると徹夜で方眼紙の罫線を引き直す、という謎の作業に従事させられることになるわけです。
そういったことがないよう、いくつかの注意点をみていきましょう。
1. 印刷プレビューを信じるな。
Excelの印刷プレビューはエイプリルフールのインターネットのように信用ならないものです。印刷プレビューで綺麗に枠の中に文字が収まっていたとしても油断なりません。枠線ぎりぎりの文字は、必ずはみ出ます。枠に対して、文字は余裕をもって余白を開けるようにしましょう。
ちょうど罫線が改ページに差し掛かっている場合、注意が必要です。
改ページの上側のページでは、印刷時に綺麗に線が出力されていても、下側では線が出力されないことがあります。
こういうところは、レビューする上司もまっさきに目をつけるポイントですのできちんと確認しておきましょう。
Excelでシーケン図とか、クラス図を書く場合があります。
このような場合、シーケンス図の縦線や、クラス図の四角い箱の線が、方眼紙のマス目の線と完全に一致するように書かないと、たいていの上司に怒られるはめになります。
オートシェイプを選択し、ダブルクリック。描画ツールの書式タブの[配置]を選択し、[枠線にあわせる]にチェックを入れましょう。
これで、オートシェイプは方眼紙のマス目に沿って描画されるようになるはずです。
さて、わたしはこれからwikiに仕様書を書かないといけないので、これにて失礼!
0 件のコメント:
コメントを投稿