DevLOVE関西「SQLアンチパターン・レトロスペクティブ関西・リターン 」 に参加しました。
「SQLアンチパターン」の監訳者である和田さん親子を招いての勉強会です。
最初に、和田卓人さん の講演で25のパターンに関する説明を受け、その後グループディスカッションで自分たちの経験を25のパターンに当てはめて議論し、最後に26個目のパターンを見つけて名前をつける、という流れでした。
個人的には「SQLアンチパターン」に書かれてある内容は、ほとんどすべて見たことがあります。実際に自分がデータベース設計をするにあたって、やってしまったパターンもいくつもありました。
ただ、最近はソーシャルゲーム開発に携わっていることもあって、あまり設計時にガチガチにER図とにらめっこすることが無くなりました。DB側で制約をつけすぎると、柔軟性が損なわれるので、DBは最低限の「入れ物」と見なす事が多いからです。
また、ORMなどを使うのであまりアプリ側でSQLを直接書いたりしませんから、複雑なSQLクエリを書いて仕事をさせる、というよりは最低限のWhere句でデータの塊をとってきて、実装側で加工することが多いです。特にScalaのコレクションAPIはそれをしやすい機能だったりするので。
そのため、最近はここに書かれているアンチパターンは、特に意図せずとも遭遇する機会が減ったなー、という印象でした。
そういう話をしていたら、「RDBネイティブとNoSQLネイティブの世代間ギャップを最近感じる」という意見が出されたりして、興味深いディスカッションになりました。
最後に、いつも会場提供くださる楽天さん、ありがとうございます!
毎回おもしろい勉強会を開催してくださるDevLOVE関西スタッフの皆さん、ありがとうございます!
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