2010年10月21日木曜日

意外な方向が見えて面白くなってきた の巻

今日は午後から、某社が主催するクラウド研究会に参加した。

上司から参加を命じられた会なのだが、最終的に研究成果を論文に書いて来年のシンポジウムで発表する、という恐ろしくも興味深い会である。

研究テーマは「クラウドサービスの運用について」。

しかし、一言でクラウドと言っても幅が広すぎて、きちんとスコープを絞らないと論文どころか本一冊書けてしまうような事態になる。

ここで別の研究グループの中間報告を聞く。
別のグループもクラウドについて研究しているようだが、我々の感覚からすると少し違和感のある結論に向いているようだ。

そこで、シンポジウム全体のバランスを考えると、その別グループの主張と真逆の方向で研究を掘り下げ、対立構図を作っても面白いのではと提案してみた。内容的に逆の意見で掘り下げるのも可能であるということで、その方向性で行くことになった。

あと、この会議では「クラウドサービスの定義」について、今まで誰も言及しなかった少し面白い視点でのアイデアが出た。論文として成果をまとめるのであれば、こういった「今までにない視点」は非常に有効である。

具体的にどういった内容かを今ここで書いてしまうと、シンポジウムのお楽しみが無くなってしまうので詳細は伏せるが、ちょっと面白い方向になってきた。

さて、来月までにこの論文要旨を僕が書くことになったので、頑張らないと!!

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