2011年10月11日火曜日

少しずつ芸風を変えなきゃなって思ってるというはなし

最近、いろいろなご縁だったり、機会をいただいたりであちこちでLTやったり、人前で喋らせてもらったりしてます。


だいたい月一くらいのペースでどこかでLTやってます。

で、僕のやるLTって基本的に「ネタLT」なんですよね。あんまり技術的に「へぇ」って言ってもらえるような内容ではなくて、一発笑いを取りに行くようなのが僕のLTの「芸風」なわけです。

まぁこれはこれで場が和んだり、いろいろと効能もあると思うし、なによりLTのポイントである「発表の敷居が低い」という部分にのっかってるわけだから何も悪いことではないと思ってます。ただ、そろそろ少し芸風を変えていく必要があるのかなって考えるようになりました。

僕がネタLTしかやらないのは、ぶっちゃけると「自分の技術に自信がないから」です。

自分のスキルが、人前で発表したり、偉そうなこと言ったりできるレベルではないって思ってます。そんな中で僕が唯一、ちゃんと技術に向き合って作ったのは、第一回のPlayframework勉強会で30分の時間をもらった「Play! でつくったアプリをGAEで動かしてみよう」という発表です。
しかし、これにしても、「第一回目だし、初心者向けセッションがあってもいいよね、だから自分も割りと初心者だけど、発表したっていいよね」というある意味逃げのスタンスで作った発表です(「逃げ」と言ってしまうと勉強会の主催者さんに失礼ですね。もちろん発表はまじめにきちんと考えて、時間を使って作りました。あくまで自分自信の振り返りの結果とお考え下さい)。

自分がエンジニアとして生活していて、そしてこれからも色々なコミュニティ活動や、勉強会でLTしたり、発表したいと考えているなら、やっぱり自分の商売道具である「技術」にきちんと向き合わなきゃいけないと思います。

きちんとした技術的なバックボーンがあって、自分が自信を持って振りかざせる武器を持っていて、そのうえでネタを仕込むから、「ネタLT」にも深みが出るんだろうな、と思うのです。

もちろん、プロとしてお金をもらって普段から仕事をしていますから、自分の技術に自信が無いわけではありません。ただ、やはり人前で発表できるような自信を持てるほどには、自分の素振りはまだまだ足りてないと思うのです。

今回、参加させてもらった勉強会で、凄い人達の素晴らしい発表を聞かせてもらい、そんなことを考えました。

もちろん、変に自重するつもりもないし、ネタLTだろうが何だろうが機会があればどんどん今までと変わらないスタンスで飛び込んでいくつもりですが、自分のクオリティもう一段上に上げるために、芸風を少しずつ変えて技術に根ざしたアウトプットをしていけるように頑張りたいです。

もっともっと素振りしなきゃなぁ……。

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