第1回 大阪scala勉強会 に行って来ました。
scalaは前々から少しずつ勉強を続けていた言語で、もうひとつ興味を持っているPlay Frameworkとも深い関係にある言語です。
やはり注目度が高いようで、50人近い人数が集まり、会場はほぼ満席でした。
・@asan_w さん 「Scala入門」
用事があったため少し遅れて入ってしまったので、途中からになってしまいましたが、scalaの基本的な構文や言語仕様の解説で面白かったです。
プログラム言語って文章を読んでもいまいちピンと来なくて、写経してはじめて分かる、という部分もありますが、口頭でコードを解説してもらうと写経しなくても理解が早まったりするのかな、と思います。
そういう意味で、初心者向けにこういうセッションは喜ばれると思うし、自分がまったく知らない言語の勉強会などに行った際にこういうお話をしていただけると嬉しいですね。
圧巻はscalaで作ったというシューティングゲーム。
ステージの最後に巨大なボスが登場し、Twitterの「#scala_osaka」のタイムラインがボス一色になってましたw
・@uskz さん「FilterMonadicってなんだ?」
関数型言語を勉強していると、どこかのタイミングで必ずモナド、というキーワードに遭遇します。
で、さっぱり理解できなくていつも諦めるのですが、このセッションはそんなモナドのお話。
関数型言語のモナドの概念に到達するために、まずは数学の圏論のお話から、ということだったのですが……。
……ごめんなさい。文系プログラマのわたしでは理解できませんでした…。
ただ、やっぱり関数型言語をきちんと勉強しようと思えば、数学的な概念をある程度おさえておかないといけないんでしょうね。
関数型言語自体が、数学的な意味での「関数」を基本とするプログラミングモデルなわけですからね。
前々から思っていたのですが、近いうちに「関数型言語勉強会」を開催しようという決意をさらに固めることができました。
いざ、登壇駆動学習!! モナディックプログラミング!!!
・@mitsuhirow さん「Lift」
scalaのwebアプリケーションフレームワーク、Liftのお話。
名前だけは聞いたことはあったのですが、具体的なコードの組み方などははじめて聞きました。
viewはHTMLだけで記述できる、デザイナライクなフレームワークらしいです。
最近の新しいフレームワークに共通することですが、ちょっとしたwebアプリなら凄く簡単に作れそうですね。もちろん、がっつりそれなりの規模のアプリをつくろうと思うといろいろ制約はあるのでしょうが。
実際にこれで業務アプリを作られたということで、質疑応答が大変盛り上がったセッションでもありました。
・@kitora_naoki さん Play! with Scala
scalaといえば僕的はこれは外せないですね。Play!です。
Play2.0はさらにscala寄りになっており、個人的に少し真剣に勉強したいと思っている分野です。
ベンチマークなど面白いデータが提示されていて興味深かったです。
さらに衝撃だったのは…。
「play test で使用するヒープの上限がハードコード->対策:その行をコメントアウト!」
そんなアホなwwww
セッションの後では @yalab さんのscalaでAndroidアプリが作れるぜ! という飛び込みLT。@backpaper0 さんの Unfiltered の紹介LTと盛りだくさんの勉強会でした。
次回も企画されているそうなので、LTくらいできるように仕込みをしておこうと思います。
みなさん、どうもありがとうございました!!
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